江戸時代の寺泊は、海上交通の要として栄え、本州から最短距で佐渡島に渡れる地としても知られました。北前船がもたらした富により、多くの人々が暮らし、海沿いには集落が作られました。寺泊はその名の示す通り、由緒ある多くの寺が建ち、古い歴史と美しい自然が調和する「日本海の鎌倉」とも呼ばれており、小路が入り組んだ独特の町並みが特徴です。
新潟県 長岡市
長岡市(寺泊)の構成文化財
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寺泊港の集落
北前船がもたらす富により人口集中が進んだ海岸沿の集落。家並みがぎっしりと建ち並び小路が入り込む独特の町並み。
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寺泊おけさ
北前船により伝えられた熊本のハイヤ節が起源とされる芸能。
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聖徳寺庭園
北前船で運ばれた大和の石と京都の庭師で築いた庭園。
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白山媛神社船絵馬
北前船船主たちが奉納した 52枚の船絵馬。